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採用情報

大工職人募集(年齢、性別不問)

弊社の職人の平均年齢は28歳であり、高齢化が進み人材不足が深刻化している建築業界にあっては大変珍しい、将来の明るい工務店であります。
若手の大工を多く抱え、大事に育てることができるだけの仕事量も十分に確保しておりますので、今後も在籍する職人が15人になるまで随時職人を募集して参ります。
弊社の若い職人と切磋琢磨しながら、もしくは指導していただきながら、楽しく誠実に仕事をしていただける方のご応募を心よりお待ちしております。

弊社は年齢や経験年数に関係なく、可能な限り平等に評価し、それに見合った給料を払えるように努力しております。
大工を評価しようとしたとき、一般的には技術力の高さや仕事の速さ、専門的な知識の有無でのみ評価しがちですが、弊社の評価の基準は主に次の3つです。

・ 一緒に働く他の職人に良い影響をあたえているか。
・ 会社に対して責任を持って行動しているか。
・ お施主様に対して誠実な仕事をしているか。

即ち、協調性や思いやり、感謝の気持ちといった人間性を重視しております。
心が成熟することで、大工としての技量、知識、信頼度は自然と身についていくと弊社は考えております。
(弟子募集・若手大工募集・中堅大工募集・ベテラン大工募集・女性大工募集)

給与実績

若手職人26歳、大工歴8年で月40万円以上

性格も穏やかで、素直であり、二十歳前後の3人の弟子の面倒も良く見てくれています。 また、工場の掃除や整理整頓、話の聞き方、返事の仕方、全てが弟子の良い手本となっており、表情一つ変えず、雑用もさらりとこなすとても将来が楽しみな職人です。

中堅職人36歳、大工歴15年で月50万円以上

とても責任感が強く、心・技・体、将来性、すべてがそなわっている素晴らしい職人です。

常に向上心をもち、誰よりも楽しそうに夢中で仕事する姿は見ていて気持ちが良く、お施主様からの信頼を得るのに数日とかかりません。 決して、威張らず、見栄をはらず、誠実に楽しそうに仕事する姿は若い職人にとても良い影響を与えています。
(弟子募集・若手大工募集・中堅大工募集・ベテラン大工募集・女性大工募集)

女性の大工職人募集

昔は電動工具が普及していなかったため、力仕事の割合が多く、女性にとっては不利な仕事でした。しかし今は男性が全力を出さなければならないほどの力仕事の瞬間は全体の仕事量の1パーセント以下となり、実際の建設現場では、腰、肩、膝、肘、と体中の関節に不具合を抱える65歳を過ぎた大先輩職人達がまだまだ現役で第一線ご活躍されています。
確かに狭い範囲で見れば、力の強い男性が有利な点もあると思いますが、女性が有利な点もそれと同じくらいあるのではないかと弊社は考えております。
そもそも、どちらが優位なのかといことではなく、個性や知恵を出し合い協力して一つの建築物を完成させることが目的であり、女大工の力が加わることで、男大工だけでは到達できない完成度に到達できる可能性が出てくると弊社は考えております。
(弟子募集・若手大工募集・中堅大工募集・ベテラン大工募集・女性大工募集)

現場監督・設計士募集(1名)

建築事務所もしくは工務店にて現場監督もしくは設計監理、大工職人をしていた経験をもつ方を1名募集しております。

事務員募集(1名・パートも有り)

建築関係の会社での事務経験がある方を募集しております。
土日祝日完全休日
週休2日以上有り
勤務時間  一日4時間から8時間

株式会社工匠常陸

〒300-0069
茨城県土浦市東並木町3448番地

WEB. www.kousyou-hitachi.com

TEL. 029-(869)8915 FAX. 029-(869)8916

MAIL.mn@kousyou-hitachi.com

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弟子の育成について

 近年、大工人口の減少は深刻化しております。総務省の国勢調査によれば 2000年に64万人いた大工人口は2010年には39万人に減少しています。そして、2020年には21万人にまで落ち込むと推定されています。

 この要因の一つに、一人前の大工を一から育て上げ世に送り出していた小中規模の工務店が減少してしまったことが挙げられます。また、単純に大工という職業が若者にとって憧れの職業ではなくなったということも大きな要因の一つだと思います。
 しかし、一番の要因は若者の離職率が高いことにあると私は考えています。私は2,3年もたずして工務店を去っていく若者を今までにたくさん見てきました。そんな若者たちに共通していることは、仕事の楽しさを感じる前に、仕事に対してやりがいや達成感や誇らしさを感じる前に辞めてしまうということです。このような辞め方をした若者は、勤めていた工務店を辞めるだけでなく、一人前の大工になることも諦めてしまいます。

 私は、高い志と勇気をもって大工の世界に飛び込んできてくれた若者に、仕事の「厳しさ」と共に、「楽しさ」、「やりがい」、「達成感」、「誇らしさ」、そういったものを感じさせてあげる責任が、弟子を育てる側にはあると考えています。その責任を我々がきちんと果たすことができれば、若者は「大工」という職業に「夢」や「希望」をもち、自然と仕事に夢中になり、あっという間に一人前の職人に育っていくはずです。その後、育ててくれた工務店を辞めたとしても、大工という職業を簡単に辞めたりはしないはずです。

 私自身、早い段階で大工という職業を気に入り、誇らしいと感じ、独立という夢を抱くことができたからこそ、常に上を目指し、17年間の武者修行を存分に楽しむことができたのです。

 (株)工匠常陸は立ち上がったばかりの小さな工務店ではありますが、近年の職人が激減していく時代の流れの中で、日本の建築業界のために微力ながら尽力してまいる所存であります。

中島 雅生